海外からも度々問い合わせが…
少しずつこのブログと青MINIの認知どが上がってきておりまして、読んでいただいている皆さんにお礼を申し上げたい今日この頃です。
今日は青MINIのキモ、たたき出しフェンダーについての記事です。このフェンダー、Facebookを通じて海外の方からも「どうなってんだよぅ?!」と質問を度々頂きます。
あくまでもフェンダーレススタイル
ボクの青MINIです。1980年式の車体で1978~1979年ごろのミニを再現しようというなんとも微妙なコンセプトで製作が始まりました。2012年夏に完成しました。出来上がったものにとても満足しております。毎朝出かける時にうっとりしちゃいます。
さて、このフェンダーですが、この70年代後半にこだわりたい!絶対フェンダーレスがいい!というボクの希望を踏まえて、FIVEPORTのドクターが考えついた手法です。ボクのを作る前からアイデアは浮かんでいたらしく、どっかのタイミングでやってみようと思っていたそうな。ボク自身は事前の打ち合わせ時にあまりイメージが湧いていなかったのですが、フェンダーの加工作業が始まってしばらくするとその完成したときのスタイルが少しずつイメージできるようになりました。
この調子で文章を書いていると、当時の思いが蘇ってきて長くなりそうなので割愛しますが、完成した時には予想をはるかに上回った感動がありました。どこにでもありそうだけどどこにもない個性的なスタイルがお気に入りです。
「もう2度とやりたくない…。」ドクター談(笑)
だそうです(笑)。フロントもリアもひたすら叩きまくる作業。80年頃の車体はボディの鉄板が厚く、叩いても叩いてもなかなか形状が変わらないんです。
特にリア。リアフェンダー内側の構造をご存知の方であればわかると思いますが、リアは内側にも斜めに鉄板があたっており、その鉄板を平に伸ばしてフェンダーの内側のクリアランスを確保してあります。この作業も大変なものでした(ボクがやったわけじゃないですヨ)。
Front Arch SideView,
横から見た時に光の加減で僅かに見えるフェンダーの膨らみがそそります(うっとりポイント)。この形を作っているときは2日に1度ぐらいのペースでショップに足を運んでいましたが、半日作業をするともう腕が張ってタイヘン!とドクターが言っていたのを思い出します。
Front Arch SideView.
Rear Arch SideView.
ホイールのバリエーションが豊富。
一般的にフェンダーレス仕様にすると、ホイール(10インチ)のバリエーションがある程度限定されてきます。鉄チン、ミニライト、CR…と少ないです。しかしこのたたき出しフェンダーだと、5Jのホイールが結構履けます!(フロントのネガは反則やろ!というのは禁句)今履いているDULOP D1、COSMIC、ATS、MINILITE、CR、鉄チンなどなど。およそ5J相当のオーバーフェンダーと同様なので、ホイール選びが楽しめますね。
Front Arch FrontView.
Rear Arch SideView.
リアフェンダーの後ろ側がうっとりポイント。
上の写真を見ていただくとわかるのですが、後ろ側の処理で賛否が分かれているという説もあり…。ただオーナーのボクとしては、この控えめな感じが特に気に入っています。後ろ側を丸くバンパー下までつなげてしまうと、5Jのオーバーフェンダーをつけた様な形状になる可能性もあるので、この形の方が気に入っています♪
しかしタイヤがDUNLOP SP10ではタイヤまで予算が回らなかったのがバレバレ…orz WさんみたいにCR65履きたいけど、R7あたりで我慢します。
上から見たフロントフェンダー。FrontArch UpperView.
上から見たリアフェンダー。RearArch UpperView.
いろんなモディファイで個性ある1台を作り上げる。ミニ最大の魅力ですね♪ ちなみにたたき出しフェンダーに興味がある方、FIVEPORTのドクターに相談してみてください。2度とやらないとか言ってたけど…(笑)
My Favorite Cut, Diagonally Behind View.